首都圏で家庭教師を選ぶとき、体験授業の前に確認したい5つのこと

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高校受験に向けて家庭教師を探し始めた方から、だいたい同じところでつまずくという話を聞きます。

  • 何社か資料を取り寄せてみたものの、どこも良いことしか書いていなくて比べようがない
  • 料金の出し方が会社ごとに違うので、結局どこが高いのか安いのか分からない
  • 先生と合わなかったらどうなるのか、契約前に聞いていいものか迷う

私も広告を作る仕事をしている側なので、資料やLPが「一番よく見える書き方」で作られていることは分かります。だからこそ、読む側は自分で確認項目を持っておいたほうがいいと思っています。

この記事では、体験授業を申し込む前の段階で確認しておきたいことを5つに絞って書きます。金額の相場は会社によっても地域によっても変わるので扱いません。代わりに「何を聞けば比較できる状態になるか」だけを並べます。

1. 料金は「月謝」ではなく1年間の総額で聞く

各社のページに並んでいる月謝だけを見ると、どこも似たような金額に見えます。ところが実際に払う金額は、月謝の外側にあるものでかなり変わります。

私なら、問い合わせのときにこう聞きます。「うちの子の場合、1年間で総額いくらになりますか」。

そのうえで、内訳として次の項目を確認しておくと、他社と並べられる状態になります。

  • 入会金や登録料がかかるか
  • 教材費はいくらか。手持ちの教科書や塾のテキストを使ってもらえるのか
  • 先生の交通費は月謝に含まれるか、実費で別に払うのか
  • 管理費やシステム利用料といった、授業とは別の月額固定費があるか
  • 夏期や冬期の講習期間に追加の費用が出るか
  • 途中でやめる場合の解約条件と、前払い分の返金の扱い

ここで大事なのは、金額そのものより「即答できるかどうか」だと思っています。総額を聞かれて言い淀む会社は、後から出てくる費用がある可能性が高いです。

2. 先生の交代ができるか、その条件まで聞く

家庭教師で一番揉めやすいのが、ここだと思います。

人と人なので、相性が合わないことは普通に起こります。問題は、合わなかったときに動けるかどうかです。契約前に確認しておきたいのは、交代できるかどうかだけではありません。

  • 交代を申し出る窓口はどこか。先生本人に直接言わなければいけないのか、会社が間に入ってくれるのか
  • 交代の回数に上限はあるか
  • 交代に費用はかかるか
  • 申し出てから次の先生が来るまで、どのくらいかかるか

窓口の話は特に確認しておいたほうがいいです。毎週家に来てくれている先生に、面と向かって「合わないので変えてください」と言うのは、多くの人にとってかなりの負担です。

そして、この質問を契約前にしたときの反応そのものが判断材料になります。嫌な顔をされる会社なら、契約したあとはもっと相談しにくくなります。

3. 対応エリアと訪問できる曜日・時間を先に確認する

首都圏なら大丈夫だろう、と思って後回しにしがちなところです。ただ、サイトに「東京・神奈川・千葉・埼玉」と書いてあっても、その全域に先生を出せるとは限りません。

先生の自宅から通える範囲での紹介になるので、同じ都県でも地域によって紹介できる人数が変わります。

  • 自宅の住所(市区町村まで伝えて)で訪問可能か
  • 平日の夜、遅い時間帯に来てもらえるか
  • 部活を引退したあとで曜日や時間を変更できるか
  • オンライン指導に切り替えられるか

高校受験だと、部活の引退を境に生活リズムが大きく変わります。その変更に対応できるかどうかは、最初に聞いておく価値があります。

なお、家庭教師のノーバスは首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)を対象エリアとしていて、資料請求と無料体験授業の申し込みを受け付けています。エリアが合う方は、比較対象の1社として資料を取り寄せてみるのがいいと思います。

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4. 高校受験の制度を、どこまで把握している会社か

高校受験は、都県ごとに入試の仕組みが違います。内申点の扱い、私立の併願の考え方、模試の使われ方も同じではありません。

ここは中学受験や大学受験と大きく違うところで、対策の前提が変わります。だから、聞くべきは「教えるのが上手か」よりも先に、制度を分かっているかどうかです。

  • 志望校、あるいは同じ都県の高校を担当した経験のある先生を紹介してもらえるか
  • 学校の定期テストと内申点の対策まで見てもらえるか
  • 通っている塾や模試の結果を、指導にどう反映してくれるか

塾と併用する予定なら、そのことも最初に伝えておいたほうがいいです。役割分担を前提に組んでもらえるかどうかで、家庭教師を入れる意味が変わります。

5. 体験授業で見るのは、教え方より「聞き方」

ここまでの4つを確認したうえで、ようやく体験授業です。

体験授業というと、先生の説明が分かりやすいかを見るものだと思われがちです。ただ、説明のうまさは体験の1回だけならある程度どうにでもなります。私が見るなら、説明よりも先生の質問の仕方を見ます。

  • 子どもがどこで詰まっているのかを、先生がどうやって探っているか
  • 「分からない」と言いやすい空気を作れているか
  • 授業の最後に、今日何ができるようになったのかを言葉にしてくれるか

家庭教師の価値は、集団授業では拾えない「その子固有のつまずき」を見つけられることにあります。それを見つける動きが体験授業の中にあるかどうかが、見るべきところだと思います。

あと、細かいことですが、親が同席するかどうかは事前に決めておいたほうがいいです。同席していると本音を出さない子もいます。

迷ったら、条件を紙一枚に書き出してから問い合わせる

家庭教師選びで決められなくなるのは、情報が足りないからではなく、多すぎるからだと思っています。

なので、問い合わせる前に紙を1枚用意して、譲れない条件を3つだけ書き出してみてください。「予算は年間でここまで」「平日夜9時以降に来られること」「志望校の受験経験があること」といった具合です。

3つに絞ると、各社に聞くことが決まります。聞くことが決まっていれば、営業トークに引っ張られずに比べられます。

そのうえで、資料請求は複数社にまとめて出したほうが早いです。1社ずつ順番に検討していると、比較の基準が毎回リセットされてしまいます。

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